要旨
ブロッコリーは、
癌の危険性の減少と密接に関連する生理活性植物化学物質
(グルコシノレートおよびフェノール化合物)が
豊富に含まれる。
緑茶は、主にフラバノールに代表される
抗発癌性化合物を含む飲料である。
ブロッコリー強化緑茶飲料中に存在する
化合物およびそれらのin vitroでの抗腫瘍活性を評価した。
調製した飲料に含まれる化合物は、
HPLC-PAD-ESI-MSnによって同定され、
HPLC-PADによって定量された。
Caco-2およびCCD-18 Co細胞株を、
植物材料と異なる割合で組み合わせて処理した。
悪性細胞に対する時間依存性細胞傷害性を調べた。
Caco-2細胞に対する特異的細胞傷害性効果が、
ブロッコリーおよび緑茶の混合物と共に
インキュベートされた細胞において観察された。
緑茶にブロッコリーを加えると、
植物化学物質の組み合わせにより抗腫瘍活性を示した。
メカニズムの開発と新しい食品の開発の可能性が期待される。

ハイライト
►ブロッコリー強化緑茶飲料の特性を明らかにした。
►特定の腫瘍細胞の細胞傷害性が飲料により増強された。
►ブロッコリー副産物は、食品/医薬品において生理活性化合物となる。
►健康上の利益の可能性を評価するために、さらなる研究を保証する。

https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S030881461101658X