要旨
(1)緑茶飲料中の大腸菌および黄色ブドウ球菌の不活性化、
ならびに(2)緑茶抽出物中の色、
緑茶ポリフェノール(GTP)含有量、
および総遊離アミノ酸に対する、
パルス電界(PEF)の影響を調べた。
大腸菌および黄色ブドウ球菌を植え付けた緑茶抽出物サンプルを、
ベンチスケールPEFシステムを用いて18.1、27.4、および38.4 kV / cmの電界強度で
40、80、120、160 および200 μsの総処理時間で処理した。
38.4 kV / cm での160および200 μsのPEF処理による
大腸菌および黄色ブドウ球菌の不活性化は
それぞれ5.6および4.9対数減少を示した。
PEF処理は色、GTPおよび総遊離アミノ酸に
大きな変化を引き起こさなかった。
4 ℃ での保存試験は、
低温貯蔵とGTPの抗菌機能性との相乗効果により、
PEF処理した茶飲料中の微生物が著しく減少し、
その賞味期限が4 ℃ で6ヶ月以上に延びることを示した。

https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0023643807001375