要旨
緑茶は健康への有益な影響のために科学的関心の焦点になりつつあるが、
その主な理由はカテキンが含まれることによる。
ポリフェノール茶カテキンは、
抗酸化作用、抗増殖作用、抗血管新生作用、アポトーシス促進作用があり、
抗がん剤として期待されている。
他のポリヒドロキシ分子は、
グルコシダーゼIIの阻害を介して同様の抗腫瘍能力を有しており、
これは小胞体における糖タンパク質の成熟および品質管理に影響を与える。
4-メチルウンベリフェリルグルコシドおよび4-ニトロフェニルグルコシドを基質として用いて、
ラット肝臓ミクロソームにおけるグルコシダーゼII活性に対する茶カテキンの効果を調べたところ、
濃度依存的な非拮抗阻害が見られた。
特定の茶カテキンのIC 50とK i値は、
広く使用されているグルコシダーゼ阻害剤である
N-ブチルデオキシノジリマイシンの値と同等であった。
小胞体における茶カテキンの糖タンパク質プロセシング阻害は、
食事療法または薬理学的効果として考慮されるべきである。

https://www.sciencedirect.com/science/article/abs/pii/S0006295206003170