日本茶 今回は緑茶の美味しいものと美味しくないものの見分け方について解説していきます。
お茶には視覚、触覚、味覚、入れ具合で品質の善し悪しをある程度見分けることが可能です。
ただしこの方法はお茶の専門店で自分の目と鼻と口で感じてもらわないとわからないので、スーパーなどで購入される場合は対象外となります。
茶葉の視覚
低品質茶 | 高品質茶 |
色が浅い | 色が濃い |
笹色 | 濃紺 濃緑 |
赤黒みがある | 鮮緑 |
艶がない | 艶がある |
くすんでいる | 色沢 明るい |
太い | 細い |
平折れがある | 丸縒(よ)れ(葉の断面が丸い) |
砕け、葉あれ | 剣先がある(端が尖る)開くと一枚 |
細かな部分が撚(ひね)れていない | 細かな部位が撚(ひね)れている |
不揃い | 目揃いがいい |
上記不具合が多い | 上記の割合が多い |
茶葉の触覚
低品質茶 | 高品質茶 |
軽い | 重い |
ザラザラ、カサカサする | サラサラ、スルスル、滑らか |
茶葉の水色
低品質茶 | 高品質茶 |
赤みがある | 青み、水色 |
濁りがある | 透明 |
くすみがある | 鮮やか(Bright) 照り(Briliant) きれい(Beautiful)(3B) |
茶葉の入れ具合
低品質茶 | 高品質茶 | 備考 |
コクがあるが後々くどい | コクがあってさらっとしている | スープと同じ |
2煎目がおいしくない | 2煎目以降もおいしい | あらが出る |
冷めてからがおいしくない | 冷めてからもおいしい | あらが出る |
しばらくしたら喉が渇く | いつまでも喉に良い香り | あらが出る |