皐盧庵茶舗というお店の感想についていただきました。
皐盧庵茶舗に行こうと思った経緯は?
京都の一人旅で、何かお茶に関する体験をしたいと思い、たまたま本屋で見つけた「抹茶に関する情報誌」で紹介されていた事をきっかけに訪れました。お店を訪れる約1年ほど前より、茶道を習っていたこともきっかけとなりました。
皐盧庵茶舗で特によかった点は?
千利休と縁の深い大徳寺のすぐ隣に位置し、京都らしい静寂に包まれた雰囲気の店構えで、店内に入るとお茶を挽いた良い香りが漂っています。
一人で訪れましたが、とてもあたたかい雰囲気でもてなして下さり、安心して楽しむことができます。
また、途中からは、お茶室に一人にして下さり、自由にお茶を点てる体験もさせて頂き、とても満足しました。
皐盧庵茶舗で気を付けたほうが良い点は?
敷居は低めのお店だと思いますが、お茶室に入るので、最低限のマナーを守った方が良いと思われます。例えば、ミニスカートは避けたり、サンダルの場合には靴下を持参するなどです。その他は、お店の方が親切なので、私のようなお茶の素人にも、分かりやすくお茶の産地や、お茶の頂き方、茶菓子の説明なども丁寧にして頂けたので、気をつけた方が良い事は無いかと思います。
皐盧庵茶舗のプランと感想は。
茶道体験では、プライベートな茶室で、薄茶におすすめの抹茶と、濃茶におすすめ抹茶のリストの説明を受けてから、気になるものをいくつか選び、お店の方に抹茶を点てて頂くプランでした。抹茶に合う茶菓子御膳もセットです。
お茶室はこじんまりとしていますが、掛軸や茶花も活けてあり、お茶の世界に浸りやすい素敵な雰囲気です。
抹茶や茶菓子はとても美味しかったですし、茶園を営んでいるお店でしたが、茶道体験の後に茶葉の宣伝も無かったので、それも良かったです。
皐盧庵茶舗周辺のおススメの食事場所や名物または茶関連施設にある茶の食事について。
お店の隣には、千利休に縁の深い大徳寺がありますが、その大徳寺で有名な「大徳寺納豆」というものがあります。一般的なネバネバの納豆ではなく、見た目は乾燥した黒い小さな粒で、味はお醤油のような感じで、赤味噌を小さく丸めて干したようなしょっぱいものです。
その「大徳寺納豆」は、皐盧庵茶舗の茶道体験で頂いた茶菓子御膳の内容にも含まれていて、甘い茶菓子を食べる合間に「大徳寺納豆」を食べると口の中がちょうど良い塩梅になる、他では食べた事のない食べ物です。
皐盧庵茶舗に行こうと考えている方へアドバイスをお願いします。
京都でお茶の体験をされたい方には、大変おすすめのお店です。京都には宇治などの郊外には、お茶に関する体験が出来る場所もありますが、皐盧庵茶舗は、京都駅から市内観光をする際などに、バスで比較的簡単に行く事の出来る場所で、本格的な茶道体験の出来る数少ない施設だと思います。
市内観光の合間に、素敵な雰囲気で茶道体験が出来るので、旅の満足度も大変高まると思います。
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