新改訂版 目で見る茶の病害虫 社団法人静岡県茶業会議所を読んでみました。
目で見る茶の病害虫この本の良いところ
・茶の害虫についてめちゃくちゃ細かく書かれている。
・日本茶インストラクターのテキストは手抜きというか、
害虫と病気についての全ての写真が搭載されていないのでこれをみるとよくわかる。
・品種間の抵抗力の差異についてエビデンスを基にして記載されておりわかりやすい。
・農薬もどういうものを使えばよいのかのセオリーが出てくる。
・日本茶インストラクターに乗っていない病気や害虫が全て網羅されている。
もちろん全ては覚える必要はないのですが、こういうものがあるということが知れる。
・茶の天敵についても記述されており 単純に農薬を振り撒けば良いということではないことがわかる。天敵の多くは農薬にとても弱いのでそれが有機栽培が広がらない理由の一つになっているようである。
・繁殖期だったりなぜ発生するのかなどの理屈がとても詳しく載っている。
なぜそれが出るのかがわからないと何もできないところがある。
・同じ病気や害虫でも場所であったり季節だったり気温で発生率が変化してくる。
こういうところが同じ日本でも変化するというのが興味深い。
目で見る茶の病害虫この本のわかりにくかったところ
・農薬(薬剤)について素人だったので ウニャウニャ書かれていても何を言っているのかよくわかりませんでした。
目で見る茶の病害虫 あったら良いなと思ったこと。
・まあまあグロテスクなので、閲覧注意のページを設置していただけると大変良いです。
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