カモミールティーは、人気の高いハーブティーの1つです。
「カモミール」は「大地のリンゴ」を意味するギリシャ語に由来するといわれていて、その名前の由来が示すとおり、甘いリンゴのような香りが特徴です。
5月ごろから咲き始める小さな花が大きくなるにつれ、中心の黄色の部分から特有の香りを発するようになります。
フルーティーな味わいと、幅広い効能があるため、非常に人気の高いハーブです。
そのため、カモミールティーは、カモミール特有の甘いリンゴのような香りがします。
口当たりは、優しくまろやかで、ふんわりと口の中に広がります。
カモミールティーは、味や香りにそれほどクセがないので、ハーブティーになじみがない方、強い香りや風味が苦手な方でも、楽しむことができるものです。
本日はカモミールティーの作り方と、オススメの飲み方について紹介していきます。
それでは、さっそく見ていきましょう!
カモミールティーの作り方
材料・・・カモミールの花
- カモミールの花を収穫し、水洗いして水気をとります。
(花だけを摘み取ります)
- ザルにキッチンペーパーを敷き、摘み取った花を広げて2日間乾燥させます。天気のいい日は、太陽に当てるようにしましょう。
- 乾燥剤を入れた密封出来る容器で保存します。
- 飲む時はティースプーン2杯に200〜300ccのお湯を注いで、5分間蒸らしてから飲みます。
アイスの場合は、少し濃いめに入れ、氷を入れたグラスに熱いまま注いでください。
乾燥したカモミールの花はアマゾンでも買うことができます。
カモミールティーの乾燥と戻し方について
- カモミールの花の部分を収穫し、きれいに洗います。
- 水分をしっかりふき取り、ザルや網などに並べて天日乾燥させます。
- カラカラに乾いたら、清潔な瓶などに入れて保存します。
ドライカモミールの戻し方
- お水でもどす
お水につけて戻します。
- お湯でもどす
お湯につけて戻します。
カモミールティーのオススメの飲み方
カモミールティーは、苦みや渋みを感じる方も多いです。
苦みと渋みを出しているのは「タンニン」という成分で、タンニンは、高温のお湯で淹れると、多く溶け出します。
苦みや渋みが気になる人は、熱湯は避け、少し冷ましたお湯で淹れると、苦みや渋みが和らぎます。
それでも飲みづらい場合は、ミルクやはちみつを加えるのがおすすめです。
カモミールミルクティー
カモミールミルクティーの作り方をご説明します。カモミールティーがそのままでは飲みづらい方にもおすすめです。
カモミールミルクティーの作り方
材料(2人分)
紅茶のティーバッグ 1包
ドライカモミール ティースプーン1杯
ミルク 200㏄
作り方
①ポットに紅茶のティーバッグとドライカモミールの花を入れ、熱湯を200㏄注ぎます。
②5分ほど蒸らしてから、あらかじめ温めておいたカップに1/2量を注ぎます。
③あたためたミルクをカップに1/2量注ぎます。
カモミールはちみつティー
次に、カモミールはちみつティーの作り方をご説明します。
カモミールはちみつティーの作り方
材料(2人分)
紅茶のティーバッグ 1包
ドライカモミール ティースプーン1杯
はちみつ 適量
作り方
①ポットに紅茶のティーバッグとドライカモミールの花を入れ、熱湯を200㏄注ぎます。
②5分ほど蒸らしてから、あらかじめ温めておいたカップに1/2量を注ぎます。
③はちみつを入れてよくかきまぜます。
いかがでしたか。
ティーバッグからでも簡単に作れる今回のカモミールティー。
カモミールティーは、優しく、まろやかな口当たりや、甘いリンゴのような香りでとても美味しいハーブティーです。
また、カモミールティーは神経を落ち着けたり、安眠効果も期待できますので、夕食後や就寝前に飲むのもおすすめです。
ぜひ生活の中に上手く取り入れてみてくださいね。
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