お茶の抗酸化作用についての話について、ある先生からお伺いしましたのでメモしておきます。
お茶の抗酸化作用
抗酸化作用がこれが最もポピュラーでお茶といえばこれが一番効果効能がある。
この抗酸化作用ですけども、ほかの色んな作用と密接に関連してまして、黄色く書いてありますけれども脂質の異常症、脂質異常を改善するとかあるいは体内脂肪を改善するとか、血糖、高血圧の状態をよくするとかその他全部抗酸化作用が関連がある作用が出ている部分があります。
その抗酸化作用にこれから入っていく訳なんでけども
抗酸化作用という時は酸化ストレスという言葉を知らないとなかなか難しい。
酸化ストレス、これは生体に起こる反応でありまして外から酸化が起きそうになる。
これに対して生体が防御する。そのバランスが崩れると酸化鉄が生じて色んな疾病がおきます。
酸化というものはなかなか分り難いんですけれども、色んな一般的な考え方で行くと酸化すると例えばリンゴをむくと茶色くなる。
そういうものを酸化と考えるという方が多いと思うんですが、
生体においてはそれが細胞を障害したりあるいは遺伝子をDNAを障害したりして悪さをしています。
その中ではここに書いてありますが、生活習慣病や老化、認知症といったものが支障や疾病に関連しています
この酸化損傷というもの、それに対して防御するもの、そのバランスが非常に重要となってきます。
どんなことが酸化によって起こるかというと
血管がだんだんだんだん弱ってきて血液の流れが悪くなっていく、こういうことはよくあります
頸動脈血栓など血液の流れが途絶えていく、そして脳血栓なりあるいは心臓に血栓ができて心筋梗塞になっていくということが起きてきます
これが酸化ストレスと言えます
脳の神経を抜けばそこには神経細胞がありだんだんだんと脳細胞が減っていって認知症になったりもする
認知症になった人の脳
認知症だと黒くなっているのが脳細胞が委縮したために、このように黒っぽくなる。
これが認知症の脳のカテゴリです。
そのようなことが酸化ストレスによって起きるので非常に酸化ストレスを減らすのが重要になってきます。
お茶と抗酸化物質について
一見、見ると複雑に見えますが、要点は外からの酸化損傷を起こすものがあって、それに対して防御するものがあるといったことが行われる。
外からの酸化を起こすもの、それは活性酸素と言われております。
酸素は皆さんが生きていく為に非常に重要で良いことをする為にあるんですけれども
酸素を口から吸って吐いて、細胞の中に入って行って、そこで色んな機能を起こす働きを持つわけですが、その中で一部活性酸素というものが出てきて、それが自らのみなさんの体を障害してしまう。
その活性酸素というのがここに書いてある代表としてはスーパーオキシドとか、ヒドロキシラジカルとか過酸化水素、あるいは一重項酸素といったものになります。
その外にもラジカルと書いてありますが、NO、一酸化窒素、これは酸素ではないんですけども、これも非常に重要な酸化を示すものとなっていて血管の老化に重要になってきます。
こういった酸化に対して体の防御をしていきます。防御はどういうことをするかというと、活性酸素ができたらそれを消去するようなもの酵素ですね、酵素をまず体の中ではあります。
SOD(スーパーオキシドディスムターゼ)、カタラーゼ、というものがあります。
そういった酵素で消去する訳ですけれども、それだけではなかなか酸化ストレスが制御できない、ということで今回の主題であります外から抗酸化食品としてとって、守ってくれるお茶の成分について。
その中にここに書いてあります、ビタミンEやビタミンCは有名ですけども茶カテキンをそのカテキンの力です。
それがどのくらいあるかというのを調べた方がいらっしゃいます。
これはですね三井農林のお茶化学研究所のHPに書いてある。
そこでまずポリフェノール類、お茶だけでなく色んな食品に入っています。
その中でのカテキンの抗酸化度を比較しています。先ほど言った酵素のSODということになります。
これは三井農林さんではなく山梨大学の先生が出てるんですけども、一般的な食品色々売ってるものを持ってきてそれに対するSODの消去能というのを見ていきます。
その中で言うと4班が一番、それはなにかというと一番茶、商品名を言うとあまりよくないんですけど、一番茶がよかったと言っています。
2番目はちなみにウーロン茶ですね。
それからこちらはまた三井農林さんのHPから持ってきましたけども、カテキンの力です。
これは抗酸化、細胞と言いますけどもそれがどのくらい強いか。
ビタミンEとの比較がでています
ビタミンEは医薬品でもなくて抗酸化力がしっかりあります。
コメントを残す