お茶に関する質問をいただきましたので回答したいと思います。
今回は麦茶やハトムギ茶も茶とつく理由を教えてくださいという質問です。
そもそも茶とはなにか?
そもそも茶とは何かということですが、
茶はツバキ科の永年性植物で、学術用語をカメリアシネンシスと呼びます。
そういう意味では麦茶は茶ではありません。
ではなぜ麦茶に茶がつくのかということになります。
学術名カメリアシネンシス以外の茶を代用茶(茶外茶)という
日本茶インストラクターI P30より引用
茶(カメリアシネンシス)以外に名前がつく茶を代用茶(茶外茶)とも呼びます。
代用茶(茶外茶)とは、茶の木以外の植物の葉や茎、などを使って作られた飲み物のことを言います。
カメリアシネンシス以外の茶とは異なった味わいを求めたいという嗜好上の関係もあり、
茶という言葉がついていることは茶が多くの人に普及していることの証にもなっていると言えます。
茶が貴族から一般庶民への飲み物になった影響
茶というのは元々は庶民に口にできるものではありませんでした。
一般の人達も茶を飲めるようになり、茶へのハードルが一気に下がったということも挙げられると考えます。
茶ということばが一般的になったため、代用茶(茶外茶)という言葉が一般的ではなく●●茶ということばでくくられるようになったのではないでしょうか。
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