僕が某K大学にて引きこもっていたときに読んでいたお茶の資料について書いていきます。

茶柱倶楽部について記録していきます。

3巻 台湾のお茶

喫茶=さげいかん

台湾の喫茶は日本茶の主役の店が少ない。

 

台湾にお茶がもたらされたのは200年前。

1941年からの太平洋戦争で輸出もできず茶よりも食糧生産が優先の時代。

台湾の茶はそこで一度死んだ。

つまりよく百年老店と掲げている茶店がありますが、台湾で百年は古いとか永いという意味で、創業百年ではない。

戦争の終わりとともに台湾茶は再生しまた茶を生むまでになりました。

俗に烏龍茶の値は標高で上がると言われますが、実際に鉱山ほど茶に適した気候であり大気も澄んで質の良い茶ができる。

大禹嶺(だいうりょう)産の高冷茶 淹れ方

まず茶壺(ちゃふう 急須のこと)茶杯(ちゃはい 茶碗のこと)

青茶(半発酵茶 ウーロン茶)の場合は聞香杯(もんこうはい)にも熱いお湯を注いで温める。

※聞香杯 香りをかぐための細い茶器。

仕事で茶の味を見るときには使わないが、香りを楽しみたいときにはおすすめする。

湯を捨てて、茶葉は茶壺の底に敷き詰めるほど。

再び熱い湯を注ぎ、茶海(チャカイ ピッチャーのこと)にすべて注ぎきる。

たったの10秒しか測っていないことに鈴は驚いた。

※茶葉を洗っただけで、すぐに茶葉を揺り起こすように少し上から湯を落としあて

茶葉が目覚めるまでの時間に茶海の中の茶葉を洗った際の湯で茶器をさらに温める。

茶壺の方には包み込むように、湯を落とす。

この茶器ごと温める淹れ方は台湾式なのですが、香りを立たせる優れた方法なので今ではあちこちに広がったとのこと。

正しく淹れれば12煎くらいは出ます。

一煎目を茶海に注ぎきったらすぐに茶壺へ次の湯をすすぎます。

つまり

1茶葉を洗う

2 10秒で湯を落とす

3 1煎目20秒

4 2煎目は10秒

茶海の一煎目に二煎目をあわせて、これを聞香杯に注ぎ分ける。

高温で、味も香りも早い。明快なお茶と鈴は評価。

大禹嶺(だいうりょう)産の高冷茶 感想

鈴の感想:冬山の朝に降り注ぐ朝日のような突き抜けた清浄な大気を感じる。

日本の玉露を飲んだときのうちから湧き出て潤いが染み入る味わいと対局にあるお茶。

定員さん:聞香杯の香りは刻々と変わります。

茶葉を見てください。

湯で解けると茶葉そのものの形に戻ります。

じっくり育った肉厚で力強い茶葉です。

同じお茶が環境と仕立て方でこんなに変わってくる。

鉄観音(てっかんのん)千両茶などを見る鈴。

商売繁盛の関羽の祭壇。獅子の茶壺。

茶器の街鴬歌(インガー)

台北から1時間位の街。

台湾茶は茶壺(チャフーと読む)をいくつも使い分けている。

陶器の茶壺なら一つで大丈夫。

朱泥(しゅでい)や紫泥(しでい)の茶壺は香りが移るからお茶ごとに分けたほうがよい。

そしてお茶で煮込んだり飲み終わった後の茶葉で磨いたりそうやって育てていくと素晴らしい艶が出てくる。

それを養壺(やんふう)という。

 

蓋碗(がいわん フタ付きの茶碗状の急須)

鈴の淹れた東方美人

たっぷりと熱い湯をかぶり茶壺が艶めく

この茶葉は茶壺の3分の1。

1の湯は茶葉を掘り起こしすぐに捨てられ茶葉は清められる

2野湯と茶葉は出会い目覚め。

更に熱い時を過ごし、茶になっていく。

いざ歩み出よ。香気の化身。

したたる蜜の芳香 東方美人です。

飲む前から香りが、そして飲めば味が触れるところすべてなめらかにしていくよう。

癒やし、慈しむ 柔の甘やかさ。

まるで紅茶のような色 でもまた違う味わい。

そう極上の紅茶のようだから英国人が熱狂しこのお茶は生き残った。

本来なら外注に食われたクズ茶だったものが、ウンカ(体長5mmほどのセミににた昆虫 イネなどの害虫)

につけられた傷から発酵が進みこの独特な甘い芳香を生んだ。

茶壺を育てるとは

口が欠けているのに素晴らしい艶をまとうほど育てられて、それが傷を芳香に変えた東方美人にお似合い。

 

九州佐賀 釜炒り玉緑茶

台湾で淹れた。

この日本茶は烏龍茶のように熱い湯でいれることができます。

3人分9gに熱湯。

鈴は茶壺で淹れた。 200cc 20秒

釜炒りだから普段より熱い湯でも渋くならない。

そしてこれは緑茶も烏龍茶も同じその茶の力が込められた最後のひとしずく。

おばあちゃんの感想:

戦争が終わり食物を作らされていた茶畑は復活し、新総督 婦人の中国福建省の茶をひたすら作った。

その頃の茶。

台湾は茶の木に愛される地。時代に望まれる茶を次々に作ったけど、どんなに良い茶も必要とされなければ消えていく。

茶香のように。

鈴:でも茶香は飲んだ人の気持ちに残ります。

三峡(サンシャー)

貴重なお茶の話 p85

ウーロン茶は中国なら深みのある中発酵茶。

台湾では新鮮な味わいの軽発行が主流。

さらにそれらのうちごく上質な茶を熟成させるお茶がある。

 

 

 

 

4巻 京田辺の玉露

なめらかで伸びやかな茶に滝の飛沫が降り注ぐ。

緩やかに流れる晩夏の良いの風のようですね。

気持ちが開きます。

鈴が淹れた玉露 茶葉10g 40度120ml 2分半

茶の黄金の輝き滝の飛沫の銀のキラメキ

玉露を好むのはこの一杯が天の恵みの農作物であり人の技を極めた工芸品でもある。

大分県 因尾茶

鈴が淹れたお茶 12g 90度 400cc 15秒 すぐ

何層も厚みのある香りと切れのある骨太な苦味。

力強く沸き立つ入道雲のような印象を感じる。

知覧 おくみどり

酔い覚ましとして鈴は淹れた。

ピッチャーにたっぷりの氷。8gの茶葉を入れて300ccの水を注ぎ氷水でステア(撹拌)

深蒸し茶なら2分弱

香りがのびのびとしていい朝の目覚めのようです。

※今回は熱湯ではなかった。

あたりが丸くて端正な味わい。熱めのお湯で苦味を聞かせてから氷水に注いだほうが効きます。

 

お茶の段位はどのように決まる?

茶業関係者で行われる、全国茶審査技術競技大会

茶についての知識 感度 技術を競い その得点に応じた段位を取得することが出来る。

七段からは8割以上の得点を取り続けることで、段位が上がる。

最高位の10段は4人しかいない。