上勝晩茶(阿波晩茶)と神田茶のブランドについての話。

上勝晩茶研修で夕食時に教えていただいた内容についてまとめました。

この日いただいた食材はお茶を使った料理のフルコースで、大変貴重な経験をさせていただきました。

上勝町の神田茶について

徳島県上勝町 神田は「じでん」と読みます。

「かんだ」と読まないように。「じでん」です。「じでん」。

そこは平成8年に神田茶製作組合というのを作りました。

地域ブランドとして上勝の中では唯一売っているところになります。

基本的に一番下に阿波晩茶という大きなゾーンがあります。

でその上に上勝阿波晩茶になります。で、その上に神田茶。

そのような形の三角ピラミッドの形になっているということです。

だから農家さんごとに味が違うというのはそういう意味になります。

 

徳島県で発酵茶作っているところは他にどこがあるのかということで、中町、昔は相生町と呼ばれていました。

阿波晩茶が非常に有名です。

上山町ほかには山城町など山間地域では作られております。

ここ数年すごく番茶がブームで、生産場所を含めて試して作ってみようということで拡散している状況です。

上勝番茶?上勝晩茶?は何が違うのか。

番茶の「バン」という字について1番2番の番を書かれる方がいらっしゃいますが、上勝阿波晩茶に関しましては番号の番ではなく、「晩い」という方の晩を表記するようになりました。

なぜならば、1年に1度、新芽を晩く積むということになります。

晩いという意味です。

夜の夜中夜なべをして積んでるわけではないです。

晩く摘む新茶であることから、1番2番の番だったら番外の番で、あまり上等なお茶とみなされないので、こういう形で晩く摘んでるからこの「晩」を当てるという風な形になります。

 

いつなったかと言われると、そこに書いてますけど、上勝がブームになりだして、研究者の方とかいろんな研究所の方とか、大学教授とか、お茶好きな人が来て、そういう知恵を伝授されたということです。

 

もうすぐ摘むから新茶だからということでこの「晩」になったようです。

 

いちゆう、ふくはら、うくみというお茶があります。

徳島でレジ産直に行ったら、今10個くらい入って300円くらいで売っているということで、

そこまで高くはありません。

普通のお茶と違ってほそくよてれいなく葉っぱが大きいので、荷物が大量になってしまうのがデメリットです。

 

上勝晩茶料理をいただく。

晩茶ゼリー、お造りのほうが晩茶パウダー、晩茶蒸し、晩茶からあげ、晩茶そば、晩茶ごはん、晩茶そうめんに晩茶プリン。

晩茶そばというのは、徳島県の北野群愛住町で料亭をされてた方が、上勝町の方に来られて。

そこでいろんな麺類とかソーダとかいろんなものを開発されてる方が今5色を作りたいと。

晩茶そば、ゆずそうめん、藍そうめんとかいうふうに5色をいろいろ作っていて初めに造られたのが晩茶そば。

今晩茶のそうめんもあります。

一級茶屋に行っていただくとその5色が全部そろってます。

ちなみにモーニングよりランチの方が安いという謎仕様になっておりました笑


藍色の藍染めが徳島、藍が有名なんで藍って食べられるそうです。

その藍を練りこんだおそばはないんですけど、そうめんが今年新発売でされてました。


料亭をしてたシェフのかたで開発が大好きみたいで

上勝ソーダとかいろいろ開発されてる人なんですが、いまちょっと気分が乗らないらしくて開店休業中とのことです。

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