今回は香川県にあります高瀬茶についての説明をさせていただきます。
そもそも香川県でお茶が作られているということが認知されていないようなので、はじめにお伝えします。
香川もお茶は作られています。
高松の日本茶インストラクターの方に聞きましたが、
香川は海沿いで港町なのでそもそも茶畑があることすらわからないというのが通常のようです。
高瀬茶は香川県三豊市
場所は香川県の南西部に位置する。
三豊市高瀬町というところです。
この近辺の名物は、観音寺というお寺と銭形という場所があります。
銭形を見ると一生お金に困らないという伝説があるそうです。
正直高瀬まで自力で行くことはできても、
田んぼしかありませんので茶畑はどこ?となるはずです。
私は香川の日本茶インストラクターのSさんに高瀬茶の現場を案内していただきました。
香川の人たちは海沿いで特に高松などは港町なので山に接する機会が少ないそう。
そのため、香川県に住んでいる人でも茶畑を見たことがないという人は多いそうです。
高瀬茶業組合に行けば販売している。
高瀬茶は高瀬茶業組合に行けば買うことができます。私もこちらで購入しました。
そのほかにも地域に数件お茶屋さんがあるそうですが、時間の都合で茶業組合さんでの購入にしました。
高瀬茶の特徴
山間の丘陸地に茶園が広がっている場所です。
高瀬はやぶきたも多いが、めいりょくとうい品種も多く栽培されています。
めいりょく自体は味が薄く、さっぱりしてるんで単品では作らずブレンドした形で作っているとのこと。
飲んだ感想としては、非常に飲みやすく癖がない味でした。
また水が少ない県なので、高知からの水の供給が欠かせないそうです。
防霜ファンもありますが、スプリンクラーで水をまくタイプもあります。
高瀬茶に恋した男
まさかの高瀬茶を舞台にした市民映画があります。
ユーチューブで無料でみれますので、この機会に高瀬茶を知ってもらうと良いでしょう。
高瀬茶は山口県にもある
ちなみに山口県の高瀬茶はインストラクターのテキストはもとより、私が読んだことのあるお茶関連の本に一度も出て来たことはありません。(香川の高瀬茶は出て来ます)
製法は香川の高瀬茶と同じく浅蒸でした。
こちらの記事も参考にしてくださいね。
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