朝宮茶の香駿と静岡茶の香駿の違いについて説明してもらった話。

滋賀県朝宮に茶のツアーに行ってきた時の話です。

私個人としては朝宮茶は思い出深いものなのですが、なかなか全国的な知名度は低いお茶で勿体無いなと思いながら今回の話を聞きました。

朝宮茶について

朝宮は京都の京田辺、宇治市、和束町とうとうとても近いところにある。

朝宮は気温がとても低い地域。

 

いいお茶が欲しいということで、朝宮は煎茶が欲しいということが多い。

朝宮は気候的にはやぶきたがほとんど。

そのほかに埋まっているのが、あさつゆ さえみどり つゆひかり

一番茶だけでもいいから抹茶にしようとしている人もいる。

 

朝宮の香駿の説明

香駿

ハーブやミルクティーような香りと優しい甘みが特徴で、女性が好むような香りに特化した品種。

香駿を植えている人もいて、朝宮独自の感じがでている。

香駿は関西ではあまり栽培されていない模様。

今回説明していただいたKさんが15年くらい前に高校卒業と同時に苗を植えさせられたとのこと。

最近になってシングルオリジンが注目を浴びた。とのこと。

家庭の都合があり、今まで見たいな朝宮香駿がなかなかできにくい状況ではあるが 長い目で見て欲しいということです。

ハーブっぽい感じの女性が好みそうな味。

 

香駿は植える県によって香りの質が変わる

静岡の方だとミルクっぽい感じ

朝宮は桜っぽい感じになるとのことです。

栽培する環境によって でてくる品種香が変わりやすい。特に香駿。

静岡で作られたのが香駿。

親がかなやみどり でミルク臭がする。

関東含めて一般的な品種の特徴になる。

朝宮の香駿はどちらかというとミルク臭が弱くて、桜の葉の香り(クマリン)が多い。

苦味が非常に柔らかくて、柔らかい甘味があるというのが朝宮香駿とのこと。

同じ香駿でも鑑定する人は難しい

静岡産と朝宮産で同じ品種でも異なる香りがでてくるということで、鑑定をする方はとても大変だなと感じます。

 

香駿の人気が全国的に上がってきた

何年か前までは苗を静岡からもらうことができたそうですが、最近は非常に人気が出て苗をもらうことができなくなってしまったとのこと。

 

朝宮は後継者不足に悩んでいる

お茶農家の底上げとして、茶を朝宮茶を是非PRしていただいた感じでした。

どこの地域もですが後継者不足に悩んでいるということですが、朝宮は放棄茶園が少ないという点でお互いの農家産たちが協力し合っているというところがすごいいい点なんだなと感じております。

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