滋賀県信楽朝宮茶の茶摘みに参加してみた話。

知人のご紹介で

滋賀県 信楽の朝宮茶の茶摘みに参加させてもらいました。

信楽までは行ったことありますが、朝宮は初めてなのでどんなところかドキドキでした。

私と滋賀の関係

滋賀県は私が初めて一人旅をスタートした県でもあり、個人的には結構思い入れのある県なのです。
今から10年以上前なので写真がないのですが、
スタートは彦根からだった記憶があります。

滋賀って何があるの??

ググらずに考えたら結構あった!

・琵琶湖

・サラダパン

・高島

・近江神宮 ちはやふる

・信楽焼

・土山茶

・朝宮茶

・長浜城

・彦根城 ひこにゃん

・安土城あと

・甲賀忍法帖

・醒ヶ井
記憶を掘り起こせばもっとあるはず!

なぜ朝宮茶は良いお茶が採れるのか

 

関西はどうしても京●が茶産地として有名だと思うのですが、滋賀県も良いお茶が採れるのです。

文献上だと平安時代に滋賀県朝宮茶が日本で最古の茶とされており、歴史的にも大変価値があるものと個人的に感じております。

朝宮地区の大部分は平均傾斜角度18度という山間地傾斜にあり、厳しい自然条件と清浄な水や大気で涼やかな香気をまとうといわれています。

昼夜の気温差が激しく、霧が多い気候風土である事から、日本で最も香りが良いとされる茶産地として有名です。

ちなみに気温差が激しいということはメリットばかりではなく、
霜によるダメージも受けやすくまさに諸刃の剣。

後自然災害も多い地域みたいで、洪水警報で避難したり台風の時期は物とんできたり
冬場は雪はふらないもののお茶が生きるか死ぬかギリギリのラインの温度まで下がったりと大変な話も伺いました。

朝宮茶は浅蒸しです。
同じ滋賀の土山はかぶせ系のお茶がメインになります。

朝宮茶は日本5大銘茶

滋賀県の朝宮茶は日本の5大銘茶にもなっております。

朝宮茶は1200年前の平安時代(805年)、
天台宗の祖最澄が岩谷山に茶を植え、お茶が初めて栽培されたのが、信楽の朝宮地区と言われています。

815年、朝廷に献上するために始まったと言われています。

嵯峨(さが)天皇の時代に
「近江の国 紫香楽(しがらき) 朝宮の地」に茶の実が植えられたのが始めと伝えられています。

馬鹿にできないのが滋賀。

朝宮への行き方

 

僕は奈良から車借りて行きました。片道は約1時間のドライブ。
途中に京都の和束町を通りますがこちらが宇治茶の産地。
結構な山奥で

鹿が出てくることもあるとのこと、当たらないようにしましょう。

 

朝宮の茶摘みと茶畑は凄い傾斜

 

かなりの急斜面を登っていきました。多分軽トラじゃないと登れないです。
あと急斜面すぎて乗用機械は運転できない問題があります。
2人用の機械で今も刈り取るとのことです。
山のお茶は労働が辛く賃金安い問題が発生しているので、なにかいいアイデアがないかと朝宮の皆さんは模索している話も楽しかったです。

茶のみやぐら 朝宮さんの煎茶アイスをいただきました。

 

帰りに茶のみやぐら 朝宮さんの煎茶アイスをいただきました。
希望者は工場見学もできます!
しつこくない味でした。

2019年9月から滋賀県朝宮を舞台とした朝ドラスカーレットが始まるよ

9月から信楽 (≒ 朝宮)を舞台とした朝ドラ「スカーレット」が始まるとのことで朝宮茶とのコラボがあるかわかりませんが、こちらも楽しみです。
ちなみに信楽駅の目の前にある蕎麦屋さんはイチロー選手のバットを作っていた方がバット職人を引退してそば職人に転職しております。

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