ブラジル茶講義の続きです。
第一話 ブラジルお茶講義。マテ茶とブラジル、パラグアイとの関係。
第二話 ブラジル茶の歴史の話。中国種からアッサム種へと切り替わった。
第三話 ブラジル茶1950年〜現在の歴史と背景。現状の活動は衰退へ。
これがあまや一家の隣人のしまださんの茶畑です。
あまや一家と違うのは、お茶のはっぱに少し特別な香りをつけるためにそこに大きな木が2本ありますが、レイシュと呼ばれる果物、日本にも時々輸入されます。
レイシュの木を植えることによってお茶に独特の香りをつけるようにしています。
しまださん一家はあまださんのお家の近くにすんでいるんですけど、本当に小さくて全て手作業で手摘みでお茶をつんでいます。真ん中の方はさっき写真にでていたしまだ一家の一人です。
これは、お茶工場ですけど、5キロのお茶を自分たちだけのために作っています。
お茶を作っているところですけれども、5番のお茶は紅茶ですね。
うめさんは一番右にいます。
今度は山丸家ですけれども、この方たちがどれくらいのお茶を生産しているかはちょっとわかりませんが少し山丸一家についてお話します。
やままる一家には2人の兄弟がいます。
こちらはメーガンで、いとこがいます。
最初2人はこの土地から離れていたんですけれども、しばらく土地を離れたあとまた戻ってきまして生活のためになにかをしなければいけないということで土地を買いまして、なにをやろうかな?
ということでこの買った土地に、たまたまここにすぐ摘めるようなお茶の木がありましたので、お茶ということをはじめることに決めました。
しかし、法律によってその土地の原産の木を切ってはいけないので、彼らは解決策を模索していました。彼らは植物を使いたかったので、森の外にいくことに決めました。
雑木林の間にこのように3メートルちかいお茶の木がありまして、こちらは刈った状態です。
自然に生えているものからお茶を摘み取っています。
一番目の写真は私の学生たちがお茶摘み取っているところです。
しまだ家とも違って、本当に日本でやっているようなてもみでお茶を作っています。
緑茶を作っています。
今回は 家のお茶を持参することができませんでした。
まだ生産が安定していませんので外部に売ったりすることがなかなかできないのですが。
私がここで教えられる彼らのお茶の特長はここのお茶は森の中にあるので非常に土の香りがするお茶だということです。
今度は一家によるお茶の生産ではなくて 山本山 のりとかで有名なのではないですかね。
その 山本山 がブラジルでお茶の生産に取り組んでいます。
山本山 は1094ヘクタールのお茶畑を持っています。
山本山 は非常に大企業ですし、お茶ブームになった時にブラジル政府が山本山はブラジルに進出することを許可しました。
これは山本山が育てているヤブキタのお茶です。
※まさかの山本山とヤブキタ。ということで日本とブラジルの関係は茶で繋がっているのだと感じました。
あとの三枚の写真は工場の中ですけど、ほとんど日本のお茶工場の似ているのではないかと思います。
日本のお茶工場はこんなふうになっていますかね。
80パーセントのお茶をブラジルで作っていましてほとんどが輸出用ですね。
日本に送られることが多いです。
緑茶はほとんど日本向けに送られていますがブラジルでは高品質と言われていますが、たぶん日本にくると中くらいの認識のお茶ではないでしょうか。
ブラジルのひとたちにとってはあまり好まれる味ではありません。
これは私のスクール、お茶の学校です。
ぜひブラジルに来る方は私の学校に来てください。いつでも大歓迎します。
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