日本茶に美味しい入れ方の説明書がついているとありがたいです。(何度が一番おいしく、どのくらい蒸らせばいいのかなど)また、セットで日本茶に合うお菓子がついていると嬉しいです。

お茶質問コーナー
日本茶に美味しい入れ方の説明書がついているとありがたいです。(何度が一番おいしく、どのくらい蒸らせばいいのかなど)
また、セットで日本茶に合うお菓子がついていると嬉しいです。
ということで、回答していきます。

 

日本茶の説明書とはこんな感じです

大抵の日本茶のパッケージにはこんな感じで説明書が書いてあります。

この説明書通りに入れておけば基本は問題ありません。

 

何度が一番美味しくなるかはお茶の種類と人の閾値によって異なります

お茶の種類による美味しさの違い

 
まず、しっかりと沸騰したお湯を人数分の湯呑みに8分目まで注ぎます。
茶葉は一人あたり約2~3g(ティースプーン1)を人数分急須に入れ、湯呑みで冷ましたお湯(8090℃程度)を急須に移します。
上級煎茶の場合はそれよりも冷ました70℃ほどで頂くと旨みを十分に出すことが出来ます。
 
普通蒸し煎茶なら約1分、深蒸し煎茶なら30秒~40秒ほど待ち、急須をゆすらず、湯呑みに少しずつ最後の一滴まで注ぎ分けると、量も味も均等に注ぐことが出来ます。
というのが普通の教科書に書いてあるものになります。
つまるところ、普通の淹れ方というセオリーがお茶業界にはあります。
これがいわゆる一般的な美味しいお茶の淹れ方と考えます。
とりあえず、これを抑えておくことが美味しお茶を入れるポイントです。
 
普通煎茶と上級煎茶のお湯の温度が違う理由は、含まれている成分の違いです。
 
普通煎茶は渋み成分(カテキン)が多く、上級煎茶は旨み成分(アミノ酸)が多く入っている為、それぞれの適温が違います。
 
旨味という面では70度が最もバランスよく抽出される温度になりまして、
各成分の温度曲線もありそこから読み取ることができます。
と言う事で、一般的な答えは70度で入れていただくのが理論上はもっとも美味しいと言えます。
ただし、

人の閾値によるお茶の味の違い

人間には閾値というものがあります。
閾値はその人が感じることのできる感覚の違いです。
同じ淹れかたをしたお茶でも味を感じる感覚が異なっているということになります。
ということで、ある人が美味しいと言ったお茶が自分にとって美味しいとは限らないです。
あとこの閾値はおそらく日本人と海外の人でも違います。
何故ならば、海外のお茶は砂糖を大量に入れるのに対し、日本のお茶はアミノ酸(旨味)を楽しむ傾向にあり。
ということで全く違うスタイルであるということを知った上で自分は何が本当に好きなのかを知るのが大切です。
自分の好きなお茶は人の答えの中にはあるようでないです。

セットで日本茶に合うお菓子がついているもの

日本茶単体だけだと、どうしても飲んだ後に渋みや苦みを感じてしまうのは仕方がないです。
冷茶や氷出しにすればとても甘いお茶ができますが、基本的には熱湯で淹れるのがお茶ですし、市販のペットボトル茶もメーカーによって味が結構変わります。
ということで、セットで日本茶にあうお菓子がついているものについて考えました。
 

日本茶(煎茶)に合うお菓子について

まず日本茶にあうお菓子ってどんなのかというところから入ります。
煎茶はクセがなく、さわやかな苦みと味を持っているので、和菓子だけでなく洋菓子にも合わせられます。
特に饅頭や羊羹などの普段から食べるような和菓子や、生チョコやマカロン等の洋菓子、そしてドライフルーツにも良く合います。
 
家族や身内で楽しむ分には大きいおやつでもいいですが、
お客さんに出す場合は大きめのおやつは食べにくい場合があります。
可能であれば小さめのお菓子を出してあげると相手に対しての気遣いになります。
 
先にお茶を一口飲み、香りや味を堪能した後お茶請けを頂くと、お茶とお茶請けの両方を楽しむことが出来ます。
 
お菓子はそのまま食べるとやはりパサついたりだとか口が乾きますが、それをお茶が潤してくれます。
また、脂肪の代謝も効果がありますので食べっぱなしによる体重の増加を防ぐこともできます。

日本茶とお茶受けのセットになっているもの

探してみたところ様々なものが出て来ました。

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