日本茶インストラクターの二次試験対策が難しいので自分なりに気が付いた点などをメモしておきます。
練習問題でこれだけ難しいということは本番ももっと難しいことは確定です。
→ 追記でプロに確認してきましたのでその内容も。
日本茶インストラクターの2次試験の問題
茶判別 荒茶茶期 仕上げ茶品質 内質鑑定
茶鑑定セットは一番最後の講座で送られてきます。
多分最初に渡すと混乱して挫折する人が増えると思われるから最後にお渡ししているのでしょう。
外観審査
実際の問題はこんな感じ。
普通に難しい。
茶種判定10種
10種類のお茶について 外観、滋味、香り、内質(茶殻)から何茶かを判別する。
何茶がどういう特徴でどのように淹れるかという総合的な練習。
これは正直そこまで難しくありません。
というのも、お茶ごとにはっきりとした特徴がわかるからです。
特に普段からお茶を飲んでいる人だったら2〜3回練習すればわかります。
とはいうものの、どういう特徴があってというのを具体的に言語化するとなるとなかなか難しいのでそこはやっておいた方が良いかなと思います。
荒茶茶期 外観鑑定
A〜Eまでの荒茶の外観鑑定をして品質の良い順に並べ替える。
荒茶鑑定ポイント
時期は一番茶2種、二番2種、三番1種だそうよって一番の後期、二番の前期が引っ掛けとなり色の濃さと艶がポイントで大きさ、茎に騙されないようにする。
→ 同期の方に教えてもらった情報。
とはいうものの、めちゃくちゃ微妙な差なので普通に間違えます。
以下 茶業関係者の方に教えてもらった内容
1 茶葉の色の判断
2位、3位、4位の違いが特に微妙。
良いお茶は緑色が濃い。品質が劣るお茶は赤みがかっている。
なぜ赤くなるかというと製造工程中に細くよれずに、茶葉が大きくなる。この影響で全体で見ると茶が赤くなるような現象が発生する。
2 茶葉を触る
3位、4位の違いが特に微妙。
サラサラした感じとザラザラした感じで見分ける。
3位と4位は重さの比較がほとんどわからないので、触感を頼りにする。
3 香りの判断
品質が良いお茶は香りが良い。
品質が悪いお茶になる程 ほうじ茶の香りがする。
とのことでしたが、正直よくわかりませんでした汗
仕上げ茶品質 外観鑑定
ア〜オまでの仕上げ茶 外観鑑定をして品質の良い順に並べ替える。
これもものすごく微妙な差です。よくこんな難しいのをわかるなと。
内質審査
水道水1Lを5分沸騰。審査茶碗5客に品質1位〜5位と表示されているサンプルの全量を入れ用意した熱湯を注ぎ、あみさじで香りと鑑定スプーンで滋味の鑑定を行い品質の良い順を学習する。
A問題
a-1〜a-5の内質で品質の良い順に並べ替える。
B問題
b-1〜b-5の内質で品質の良い順に並べ替える。
内質のポイント
コツは茶殻の芯の細さで決めるとの事でした。
遠目でみて色順決めると順位並べやすいとも聞きました。
→ 茶業関係者の方に聞いてきた。
良いお茶は茶殻の開き方が荒くない。だんだんと開きが荒くなってくる。
あとは私の仮説が正しいことも検証してきました。
茶鑑定。
3〜4位の差が全然分かりません。淹れた瞬間をヒントにすると、
いいお茶は芯があって重たいから
すぐに沈む。ということで、
浮いてくるお茶は低品質。しかしながら、
香りも滋味も同じにしか感じられない。水色も正直あまりよく分かりません。
判別できる人は神か!#茶鑑定 pic.twitter.com/kzTlcsmWR8
— ひろたか (@hirotakateatrip) December 15, 2019
→ 熱湯を入れた直後に 良いお茶は重みがあるので沈むが、悪いお茶は茎などが浮き上がってくる。
この判別方法は正しいかでしょうか?
→あっています!問題ないです。
茶葉を手触りや外観そして香りで鑑定していく作業はかなりの
熟練がないと難しいでしょうね。なにより試験をパスするとなると
学力とともに精神面も充実してないと厳しいかもしれません。
練習問題を拝見させていただきましたが私にできるかと
言われたらかなり難しいと思います。私もお茶は大好きですが
試験がこれほど難しいとは知りませんでした。
試験合格される事と期待しています。
コメントありがとうございます。
そうですね。職人の世界なので訓練するのも中々大変でした。
無事試験にはパスすることができました。
個人的には筆記試験のほうが難しかったです。