世界お茶まつりにてスリランカのお茶をはじめて飲んだのでその時の話をまとめました。

ちょうどテロがあった直後だったので、貴重な話を聞くことができました。

 

店員さん店員さん

通常一人2キロくらいは、お茶を摘むんです、普段は。そういうのは普通の紅茶です。

でも、これは、茶園全体で2キロしか取らないです。

だから、ひとり500gか750gしか取らない、取れないです。

それも発酵させないように取らなくてはいけないので、爪の先で取るんです。
※補足:お茶を摘む時に傷をつけてしまうとそこから酸化してしまう。

だから、こういうところがすごく小さくなって、黒くなりずらいというか、あまりなっていません。

 

私

傷つけない、ということですね。

店員さん店員さん

傷ついたところから酸化、発酵してしまうので、できるだけ傷つけない。

だからプロフェッショナルがいります。

それで取る人も専門家だし、その量で同じチームになるんです。

2キロ取る人が。だから大変なんです。
できる量もそういうわけで少ないです。

この葉っぱはミドルあたりで作っているので、暑いところだと取れば取るほどどんどん葉っぱはできてきますけど、

これは中央部だから時間がかかります。

だから余計に大変で、商売ラインにのらない、っていう葉っぱが多いです。

それで、昔からあるにはあったけれど、こういうイメージの葉っぱです。

 

私

ダージリンでも満月の時に取れる、すごい高いお茶が同じ名前だった記憶があります。

 

店員さん店員さん

たぶん形状が一緒だと思います。

こちらはそういうこだわり方ではなく、とにかく芽が出てきたその芽しか取らないので、これが大変香りのいいお茶になります。

 

カフェインがコーヒーと同じくらい、もうちょっとあるのかな、それで覚醒作用がコーヒーよりも長く続きます。

テアフラビンが時間かけて変わるので、そういう効果が伸びるらしいです。

※テアフラビンは紅茶のポリフェノールの一種。紅茶が綺麗な色に染まるのはテアフラビンの効果

 

それで精●剤(googleに認定されるとアウトなので)とか夜のお茶といわれて、飲まれています。

もちろんこれから芽が出ようとしている葉っぱなので、健康にいい、活力になります。

量が少ないし、高くなると金持ちしか買えない。

金持ちといったら中東の産油国のお偉いさんが直接茶園に行って買ってしまうので、

普通の紅茶のオークションには出ない、ということで、入手困難でレアでプレミアムの高いお茶になります。

けれど現地人は飲みません。

彼らはこういうのを美味しいと思わないからです。

こんな高いお茶は飲まない。

だけど中東の偉い方は、これを瓶に入れて並べて見せたり、

結婚式のライスシャワーで撒いたりします。

香りがこういう香りです。

 

私

確かに。こっちの方香りが強いです。

 

店員さん店員さん

飲んでみるとまた違う。そういうすごいお茶です。

 

私

葉っぱの開き方が、すごい。そしてみるいです。

店員さん店員さん

静岡の人ですか?みるいなんて。

私

はい 東部の人間なんです。

店員さん店員さん

どうしてもそれで説明したくなるけれど、他の国の人にはちょっと笑われてしまいます。

そのあたりしか使わないのがすごいところですが、普通の紅茶が好きな人がこれをみても「これ紅茶じゃないんじゃん」となって、有り難みがないです。

私

確かに初めてみました。ここだけを取ってるのは初めてみました。

店員さん店員さん

こういうのがあるんです。

私

2キロしか取れないお茶ですね。

店員さん店員さん

この貴重なお茶を貴重なカップに入れて出します。

これは私がスリランカでお茶会をした時に、現地の会社の社長さんがその為だけに作ってプレゼントしてくれました。

70何個も作ってくれました。

黄檗弘風流、という煎茶の先生の家元が、家の自宅のすぐそばで、お友達で、こういうのをやりたいといったら、私が急須で入れるよりも先生方がお着物をお召しになって入れてくれた方がきっと現地の方達は喜んでくれると思って、頼んだらやってくださいました。

 

その時に借りた場所の理事長さんが「日本から割れ物をたくさん持ってくるんじゃない、会社でこれやってるから作ってやるよ」といって作ってくれました。

私

いただきます。美味しい。

店員さん店員さん

そろそろ次いきます。

私

飲みやすいですね。

店員さん店員さん

これはスリランカのノリタケです。

キャンディっていう、日本でいう京都、奈良、鎌倉みたいな町があり、そこのすぐそばで昔から作っています。

私

どうりでおしゃれだと。

店員さん店員さん

向こうのペラヘラというお祭りで、ゾウの背中に仏陀の歯を入れて練り歩きます。

みんながおばあちゃんたちが道端に座って、お賽銭チャリンチャリンと入れたり、踊りがあったりします。

 

7月か8月の満月に向かって、10日間あるのですが、だんだんゾウが増えてきて、いろんな村からゾウを連れてきて参加させ、最終的には100頭くらいになります。


後半に続きます。

スリランカの普通茶とお菓子を頂いた話。ガイドさんも紹介してもらえるよ。